歯周病などが原因で、 歯がボロボロになってしまった方へ

> 歯周病などが原因で、 歯がボロボロになってしまった方へ
  • 「歯周病が原因で上下の歯がたくさん抜けてしまった。もう一度、自分の歯で噛んで食事ができる生活を取り戻したい」
  • 「歯がたくさん抜けてしまっったことで、人前に出るのに抵抗感がある。もう一度、大きく口を開けて笑える生活をしたい」

新宿インプラントセンターでは、歯周病などが原因で歯を複数本失ってしまったという方から多く相談をお受けします。そういう方からは、

「歯がぼろぼろになっているのが気になって、他の人にどう思われているか不安・・」
「歯が少なくなってしまって人前に出ることが億劫になってしまった・・」
「もう一度力強く、自分の歯で噛める、という感覚を取り戻したい・・・」

という悩みを、本当に多くお聞きします。

そういった患者様には、是非、当院(新宿インプラントセンター)のインプラント治療をお勧めしたいと思います。

■歯周病で歯を失った場合の特徴

ではなぜ歯周病で歯を失ってしまうのでしょうか。今では歯周病は生活習慣病のひとつと言われており、虫歯と並んで歯を失う2大要素のひとつと言われています。
歯周病は、歯周病菌により歯を支える歯ぐきに炎症を引き起こし、やがて歯を支える歯槽骨を吸収して最終的に歯が抜けてしまう病気です。虫歯は歯そのものが虫歯菌が出す酸によって溶けていきますが、歯周病は歯ぐきなどの歯周組織に炎症が起きる細菌感染です。

虫歯のように痛みを感じることは少なく、歯磨きのときなどに出血が起こり、気付けば歯がグラグラになって痛みなく抜け落ちてしまいます。
歯周病の初期症状は歯磨き時の出血や歯ぐきの腫れといった歯肉炎から始まります。歯肉炎そのものは、磨き残しが原因で作られるプラーク(歯垢)が出す毒素により歯ぐきに炎症が引き起こされ、年代を問わず発生します。歯肉炎の状態で適切なブラッシングや処置を行い、付着したプラークを取り除くことで歯ぐきの腫れを抑え、歯周病への進行を抑制することが可能です。
しかし適切なブラッシングや処置を怠ると、溜まったプラークはやがて歯石へと変化します。歯石は新たなプラークが溜まりやすく、歯周病菌が歯と歯肉の間(歯周ポケット)から侵入し、歯の根元、そして歯槽骨まで影響を与えます。

抜け落ちた歯に多く見られる特徴として、歯の根元(歯肉縁下)に黒っぽい歯石が付着していることが挙げられます。これは歯周病菌が歯周ポケットから内部に侵入し、歯ぐきの中で毒素を出し続けて骨を吸収した結果、歯槽骨が薄くなってしまったことを表しています。

歯周病の直接の原因はプラークですが、歯周病を引き起こしやすい要因として糖尿病や喫煙などがあります。歯周病と糖尿病は深く関わりがあり、喫煙者は非喫煙者に比べて3~8倍罹患率が高まると言われています。
したがって、糖尿病の人や喫煙者は歯周病で歯を失いやすく、インプラント手術もリスクが高くなります。

■骨を増やす手術について

歯周病が悪化して歯を失った場合、歯を支える歯槽骨も吸収されている状態です。
インプラントによる噛む機能を回復したいと考えても、歯槽骨が吸収され量が少なくなっていると、インプラントを埋入しても顎の骨とインプラント体がしっかり結合しません。
インプラント手術を行うことができる条件は、顎の骨の量がしっかりあることです。
歯周病の悪化により顎の骨量が少なくなった場合、インプラント体を支えるための骨を増やす手術が必要になります。ここで顎の骨を増やす手術について説明いたします。

サイナスリフト

サイナスリフトとは、骨の厚みを上顎洞の底の粘膜を押し上げて骨を移植し、インプラントを埋入できるくらいの骨の厚みを確保する術式のことです。
 上の歯槽骨が薄い場合、インプラントを埋入してもうまく骨と結合しない、あるいはインプラント体が骨を突き抜けてしまうことがあります。インプラント体と骨がしっかり結合するためには十分な骨量が必要なため、上顎の骨が薄い方に用いられます。

ソケットリフト

サイナスリフトと同じように、上顎のインプラントを埋入するために骨の厚みを作る術式です。サイナスリフトと比べ、傷口が小さく処置に要する時間が短く、腫れや痛みも少ないことが特徴です。

GBR

患者様ご自身の骨や人工骨を移植して特殊な膜で覆って骨の再生を促す処置です。人工メンブレンという専用の膜で覆うことができれば、骨の再生を誘導することが可能です。骨が再生する速さには個人差があり、一般的には4~6ヵ月ほどで再生されると言われています。

歯周病で歯を失ってしまうということは、顎の骨が吸収されて骨の量が減ったことを表します。歯周病で歯を失ってインプラント治療を行う場合、顎の骨をインプラントができる状態にしなければいけません。どの方法を選択すべきなのかを歯科医師とよく話し合い、今後歯周病で歯を失わないように心がけることがとても大切です。
インプラントが最終ゴールではないことをしっかり理解しておきましょう。

当院では、複数本歯を失ってしまった方や、口内の環境が悪化してしまい、歯並びが乱れてしまっている方へも、インプラント専門医・指導医による高度なインプラント治療を提供しております。

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