インプラント治療 VS ブリッジ・入れ歯を徹底比較

ドクターコラム/2016年12月11日

歯周病や虫歯、不慮の事故が原因で歯を失ってしまった場合には、インプラント治療に加えて部分入れ歯であるブリッジや総入れ歯を使用した従来の義歯治療を行う事が出来ます。
これら2種類の義歯治療であるインプラント治療とブリッジ・入れ歯治療はどちらも人気がある治療方法ですが、インプラント治療、ブリッジ・入れ歯治療にはそれぞれの治療ごとにメリットとデメリットが存在しています。

そこで今回は、人気のインプラント治療と従来からある義歯治療のブリッジ・入れ歯治療を徹底比較。
「いったいどっちの治療を行えば良いの?」とお悩みの患者様の疑問に詳しくお答えをさせていただきます。

インプラント治療とブリッジ・入れ歯治療の違いとは?

1-1.インプラント治療は人工の歯根を固定します

失われた歯の機能と見た目を取り戻す、という点においてはインプラント治療とブリッジ・入れ歯治療とでは大きな違いはありません。
しかし、フィクスチャーと呼ばれるインプラント体をインプラント手術を受ける患者様のあごの骨に直に埋め込んで治療を行うインプラント治療は、あごの骨の歯槽骨とインプラント体が直接結合して結びつく為人工歯根が出来上がる事から、従来のブリッジ・入れ歯治療よりも強固な安定性を保つ義歯を手に入れる事が出来ます。

1-2.ブリッジ・入れ歯治療は安定性に欠けてしまいます

一方、従来の義歯治療となるブリッジ・入れ歯治療においては、部分入れ歯であるブリッジを患者様に装着する際には失われた歯の両隣にある天然の健康な歯を少しだけ削って天然の歯を支柱として文字通り「橋のようにして」ブリッジを渡して義歯を支えるほか、総入れ歯を義歯として使う場合には基本的に歯茎や上あご、下あごといったお口の中の粘膜部分のみで総入れ歯を支える形となり、ブリッジが外れてしまったり総入れ歯がズレてしまうケースも多く、どちらも人工の歯根をあごの骨に直接結合させて固定するインプラント治療よりも義歯の安定性にかける、というデメリットがあります。

インプラント手術は外科的処置が必要

2-1.インプラント治療では外科的な処置が必要です

人工歯根であるインプラント体を治療を受ける患者様のあごの骨に直接埋め込むインプラント治療は優れた義歯治療の一つですが、インプラント治療においてはその治療の性質上どうしても治療を受ける患者様の歯肉である歯茎の切開やあごの骨へのインプラント体の埋め込みなど、外科的な処置が必要となります。

2-2.ブリッジ・入れ歯治療は外科的処置が不要となります

これに対して、従来の義歯治療であるブリッジ・入れ歯治療はインプラント治療のような外科的処置は一切必要とせず、ブリッジ治療をする場合でも天然の歯を削るだけで義歯を装着する事が出来る上、総入れ歯を装着する場合には歯茎やあごの粘膜の部分で入れ歯を支える為、治療中に痛みが発生しない、というメリットがあります。

2-3.インプラント治療で痛みを感じる事はまずありません

もちろん、インプラント治療では麻酔を患者様にしっかりと行った上で手術を行いますので治療中に痛みを感じる事はまずありませんが、患者様によっては「インプラント治療では手術が必要」という点が精神的な負担となってしまうケースもあります。
また、インプラント治療においては手術を受ける患者様に「静脈内鎮静法」という麻酔法を使って意識を半喪失させ、まるで夢の中にいるような、酔っ払っているような感覚で手術を受ける事が出来る方法もありますので、現在はインプラント手術に対する恐怖心を抱かれる患者様は少なくなってきています。

費用の違い

3-1.インプラント治療は費用が比較的高額になります

保険適用で治療が可能なブリッジ・入れ歯治療と比べると、保険が利かず自由診療となるインプラント治療は治療にかかる費用がインプラント1本あたり平均で30万円前後など、比較的高額な治療費用となるデメリットがあります。

→当院では、診断・素材・治療全て込みで1本あたり20万円という明確な料金体系にしています。
https://kodokai-implant.com/expense/

3-2.ブリッジ・入れ歯治療では保険診療が可能です

保険が適用され保険診療が可能なブリッジ・入れ歯治療では、ブリッジ治療が保険適用の場合で1本あたりの治療費がおおよそ1万円強~4万円弱程度、総入れ歯治療がおおよそ1万円強の費用で治療が可能となります。
ただし、これは保険が適用された場合の費用であり、保険外の自由診療で治療を行った場合には、ブリッジ治療が約15万円~45万円程度、総入れ歯治療にいたっては30万円から60万円もしくはそれ以上など、高額な治療費用が必要となるケースもあります。

ご自分に合った治療を行う事をおすすめします

インプラント治療は人工の歯根をあごの骨に直接埋め込む為、非常に安定性の高い治療法となります。
特に、「食べ物をおいしく食べたい」とご希望の患者様には安定性の高いインプラント治療が人気となっています。
インプラント治療やブリッジ・入れ歯治療にはそれぞれの治療におけるメリットやデメリットが存在しています。
歯を失ってしまった場合には、いったいどのような治療法が自分自身に合っているのかを歯科医師に相談し、なおかつ双方の治療をご自分で十分に比較して検討した上で治療を行う事をおすすめします。

MENU