前歯のインプラントは難しい?注意点・費用、メリットとデメリットを解説

ドクターコラム/2017年3月23日

交通事故や虫歯などが原因で抜歯して、前歯が無くなってしまった際にはいくつかの治療の選択肢があります。
保険の治療では、左右の歯を削ってブリッジにする方法や部分的な入れ歯を選択する事が出来ます。
保険外の治療では人工歯根を埋め込んで、それを土台にするインプラント治療があります。
それぞれどの様なメリット、デメリットがあり、費用や注意点はどの様な事があるかまとめてみました。

前歯のインプラントについて

インプラント治療は歯が無くなってしまった所の人工歯根を埋め込んで、それを土台にしてその上に差し歯を被せていく治療です。
保険外の治療なので、費用は歯科医院によっても異なりますが、保険の治療で出来るブリッジや入れ歯に比べると高額になります。

また周りの歯を削る事無く、その部分の治療をするだけで歯を補う事が出来ます。
また入れ歯では周りの歯にばねをかけて固定するので、ばねが見えてしまって入れ歯をしているという事を周囲の人に知られてしまう事も少なくありませんがインプラント治療では、レントゲンなどで確認しないと差し歯を見た目はほとんど変わらないというメリットもあります。

また保険外の治療では素材を色々な素材から選択する事が出来るので、セラミックの素材から選択する事が出来ます。
保険の差し歯では長期間使用していると、徐々に水分を含んでしまって、変色して黄ばんで見えてしまう事があります。

セラミックの差し歯は変色はほとんど無いと言われているので、特に前歯などでは普段周りの人から見える部分では満足度が高いと言われています。

審美的な見た目の満足度が高いと言われていますが、将来的に歯茎が下がってしまった際に土台の部分が見えて来てしまう事があります。
その際には歯茎の境目が黒ずんで見えてしまう事がありますので、その点は注意が必要です。

ただ、インプラントでは、一定期間治療期間がかかってくるという点があります。
最初にインプラント体を入れてから骨に定着するまでに個人差はありますが3か月~6か月の期間が必要になってきます。

その期間毎週通わなければならないという事はありませんが、インプラントは汚れが良くないで、しっかりとケアをする為にクリーングで来院して頂いたり、状態を確認する為に数回来院してもらう必要はあります。

その後は定着を待って、歯肉の中に埋まっているインプラントを切開して土台を立てていく型取りをしたり、歯肉の状態が落ち着くまで待たなければならない場合にはその期間も必要になってきます。

その後に歯を作いくので、期間は少しかかってしまう点があります。
しっかりと噛む事が出来るので、満足度の高い治療ですが、治療期間は予め確認しておくと安心です。

また、インプラントは人工歯根を骨に埋め込んでいく治療なので、支えとなる骨が少なくなってしまうと治療自体が難しくなってしまいます。

骨造成などもする事が出来ますが、その場合にはさらに時間がかかりますし、ある程度限界もあります。
歯が無い状態が長期間続いてしまうと骨が少なくなってしまう原因になってしまうので、歯が無くなった際には早めの治療が大切です。

ブリッジと入れ歯について

保険の中で治療する事がブリッジと入れ歯は出来ます。
ブリッジは左右の歯を削って橋渡しをしてつなげてあげる治療になります。
固定式の物で使用する事が出来ますが、通常3本で支える所を2本で支えるので両隣の歯に負担がかかってきてしまいます。
将来的に負担がかかってしまった歯がダメになってしまう可能性があり、寿命が短くなってしまう事があります。
また、両隣の歯が被せ物になっていなく健康な歯の場合でも削らなければなないという事があります。
保険で治療する事が出来るので費用は比較的安く済むメリットはあります。

入れ歯の場合には大きく左右の歯を削るという事がありませんが、取り外し式の為、固定する為にばねをかける事が必要です。
ばねが見えてしまって気になってしまう事や取り外し式の入れ歯に抵抗感がある患者様も少なくありません。

また、固定式の物に比べると安定感が少し劣ってきてしまいます。
調整をする事で改善はしていくのですが、強く当たってしまって歯茎に痛みが出てしまったり以前より食事をしにくいという点があります。

また、歯茎を休める為に就寝の際には外して洗浄して寝るので旅行などに行った際に周囲の人に見られてしまう事でコンプレックスになってしまう事などがあります。

保険の中で治療すれが比較的安い金額で治療する事が出来ますし、保険外の材料の物を選ぶとばねも金属のものではない入れ歯を選択する事ができるので審美的には好評です。

インプラントや入れ歯、ブリッジにはそれぞれメリット、デメリットがあります。
患者様自身がどの様なお口の状態で、どの様な治療を希望しているかによってもお薦めする治療が変わってくるので、1度相談していただくとよりご希望の治療を提案させて頂きます。

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