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最安値でインプラント治療を行うデメリット|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月21日

インプラントは高額な治療費がかかります。 インプラント1本に付き30万円から50万円は掛かると言われるくらいです。 しかも保険の使えない自費診療なので全額自腹となってしまいます。 さらに本数が増えれば負担が大きくなるので予算の少ない人には敷居の高い治療でした。 そこでなるべく治療費を抑えようとインプラントを最安値で治療している歯科医院に注目が集まっています。   インプラントが最安値なら何と言っても高額な治療費の負担が軽くなると言うのが最大のメリットです。   しかしインプラントを最安値で治療を受けるとデメリットがあります。 それは質が悪く世代の古いインプラントを使用される恐れがある点です。 品物でも質が高いものは値段も高くなり、質の悪いものは値段が安くなるのと同じ理屈です。歯科医師の技術力にも不安が残ります。 インプラントではチタン製の人工歯根を入れるため顎の骨を削る手術が行われますので歯科医師の技術力は大切です。 インプラントメーカーは様々ですが歯科医院によっては国産のインプラントを採用することで治療費を安く提供している場合があります。 手術は1回法により2回法より手間が掛からないために治療費を安くすることが可能です。 こういった歯科医院で症例数が多ければ安い上に技術力が高いことがあります。   インプラント治療を行う場合、その治療費によって、治療の内容が違ってきます。 それは、インプラントを安い値段で行えることもあり、それは嬉しいことです。 しかし、最安値の場合は、デメリットもあります。 そのため、そのデメリットについても、よく把握をした上で治療を受けることが大切です。 そのインプラント最安値で治療を行う、デメリットについて、まとめてみました。   ・インプラント最安値は医師の質が心配 インプラント治療が最安値となっているところは、何か別のところで、削っている可能性があります。 そのため、その治療を行う医師の質が心配されます。 それは、人件費を削っていることも考えられるからです。 経験の少ない医師が治療を行うことによって、いくらインプラントが最安値といっても、その治療を受けた後の経過が心配となってきます。   ・インプラントの最安値はリスクが大きい インプラント治療が最安値ということは、それだけリスクが心配されます。 インプラント治療は、とても高度なテクニックと慎重な治療の判断が必要となります。 そのため、インプラント治療を行っている専門医のいるところでは、それだけのコストが必要と判断をされているのです。 インプラント治療が最安値の場合は、コストを削減しているだけリスクも大きくなると言えます。   近頃、従来のインプラント治療では考える事が出来なかった激安の治療費による治療をうたっている歯科医院のホームページを目にする機会が増えてきました。   このような歯科医院でのインプラント治療はインターネット上でさかんにインプラントが最安値といった宣伝文句が飛び交い、いかにもオトク感が満載のインプンラント治療のように見受けられますが、通常ではありえない激安の最安値価格でのインプラント治療には数多くのリスクがひそんでいるおそれがあります。   最安値の価格による歯科医院でのインプラント治療では、患者様の顎の骨に埋め込むインプラント体であるフィクスチャーを始め、インプラント体と上部構造を繋ぎ合わせる役割を持つアバットメントや歯の部分となる上部構造の部品についても2流以下のメーカーの粗悪なインプラント部品を使用している歯科医院も多く、患者様の顎の骨や歯肉の状態などに合わせて選ぶ必要があるインプラントの素材についても十分に吟味されずにそのまま即座にインプラント治療が行われている実態が徐々に明らかになってきています。   このようにインプラント治療をいくら最安値で受けられるからといってそれに飛びついてしまうのは大変危険な行為と言う事が出来ます。

インプラントとブリッジの違いは|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月20日

インプラントとブリッジの一番大きな違いは単独で機能するかしないかです。   インプラントでは顎の骨に埋め込んで固定しているので単独で機能します。   それに対してブリッジでは抜けてしまった歯の両隣の健康な歯を削って支えにすることが必要、単独では機能していないです。 その他の違いとして審美性があります。   インプラントでは顎の骨に埋め込んだ人工歯根にセラミック製の人工歯をかぶせています。 セラミックは審美性に優れており見た目で人工歯とは気が付かないほど自然です。 それに対してブリッジでは抜けてしまった歯の場所によっては分かり易い銀歯になります。 歯科医院によっては硬質レジンをコーティングしたものを使用し見た目を自然にしている場合がありますが、変色しやすいデメリットがあります。 さらに外科手術が必要か不要かです。   インプラントでは外科手術が必要ですが、ブリッジでは外科手術は不要です。 身体への負担を考えるとインプラントの方が掛かります。 手術中は麻酔が行われますが意識はあります。 顎の骨を削られると思うと緊張してガチガチになってしまうことがあります。   そんな患者さんには静脈内鎮静法にてウトウトした状態で外科手術を受けることが可能です。 患者様の歯肉である歯茎を切開してから顎の骨にフィクスチャーと呼ばれるインプラント体を埋め入れてゆくインプラント治療は従来の歯科治療における義歯治療である入れ歯治療や外科的処置を行うという点での違いがある事の他に、人工歯根や上部構造である歯の部分の安定性や固定性の面においてもインプラント治療の方がブリッジよりも安定性や固定性を高く得られる事が可能となります。   ブリッジ治療では失った歯にまさに橋をかけるようにして残った両隣の歯を支柱にして義歯を装着する治療法となり、ブリッジを装着する際には残っている健康な両隣の歯を支える為に削って治療を行う必要が出てきます。   その点、インプラント治療ではインプラント治療を行う箇所の歯の部分以外の歯には影響を与えずに人工の歯根であるインプラント体を患者様の顎の骨の中に直接埋め入れてゆく治療となりますので、ブリッジ治療のように残っている健康な歯まで影響を与えるというデメリットがありません。   また、インプラント治療では基本的に保険が効かない為、自費診療となる点も保険診療が可能なブリッジ治療との違いとなります。   歯の治療方法として、ブリッジを選択する場合と、インプラントを選択する場合があります。   その二つとも、歯の健康のためにとても良い治療法となっています。   そしてインプラントとブリッジの、その二つ治療法の違いについて、知っておくと、自分で選択をすることができるので、とても便利です。 その内容について、まとめてみました。   ・インプラント ブリッジの治療方法の違い インプラントの場合は、直接歯茎の骨に、チタン棒を埋め込むことになります。そのため、手術を必要とします。 ブリッジは手術ではなく、失った歯の両側に、ブリッジといって冠を利用することで、失った歯を補う方法です。   ・インプラント ブリッジの治療する歯の本数について インプラントの場合は、1本からその治療の対象となります。 ブリッジの場合は、数本失っているところを補う目的で利用されています。   ・インプラント ブリッジのメリット インプラントの場合は、入れ歯のように取り外す必要がなく、一回治療を行うと、後の管理がとても簡単です。 ブリッジの場合は、数本の治療を一気に行うことが出来るので、とても嬉しい治療法となります。   それぞれのメリットを把握して、自分はどちらがいいのか、自分自身でも決めるようにしましょう。

インプラントのメンテナンスの頻度について|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月18日

インプラントは半永久的に機能を維持できると言われています。 10年保証を付けている歯科医院もあり万が一のときでも無償で再治療が受けられます。 その代わりに機能を維持するにはメンテナンスを受けることが必要です。 もしメンテナンスを怠ってしまうと寿命が早く来てしまいますので注意が必要です。 インプラントのメンテナンスの頻度が多いと通うのが面倒だと感じる方は多いでしょうが手術後から1年ごとに行われることが多いです。 それ程多くの頻度では無いので大丈夫です。   歯科医院で行われるメンテナンスとしてはインプラントに問題が無いかチェックされます。 その他にも歯や歯茎などの健康状態、インプラントを埋め込んでいるあごの骨の状態もレントゲンでチェックされます。 他の歯に虫歯や歯周病が無いか、噛み合わせが悪くなっていないかもチェックされお口の病気の予防にも繋がります。 さらにお口の歯に付いた汚れを落とし、将来歯周病にならないようにきれいにクリーニングします。 かぶせものを取り外してクリーニングすることもあります。 その他にも歯磨き指導を行ってご自宅でのセルフメンテナンスを行いやすくしています。 頻度は歯科医院によっても異なりますので事前に確認しておいて下さい。 インプラント治療は、とても良い治療方法として、多くの患者さんに利用されるようになっています。 そしてそのインプラント治療は、治療後にメンテナンスを行っています。 そのメンテナンス頻度を含めて、まとめてみました。   ・インプラントのメンテナンスの必要性 インプラントは、手術が必要となってくる治療法です。 そのため、その治療には、ある程度のリスクが伴います。 そのことから、少しでもそのリスクをなくすことが出来るように、インプラント メンテナンスが必要となってきます。   ・インプラントのメンテナンス の内容 インプラント メンテナンスの内容については、口の中に異常がないかどうか、調べたり、レントゲンを撮影して、骨の状態も確認をします。 またかみ合わせの確認も、行っていきます。 その他として、その治療をうけた後に、その歯の健康を保つことが出来るように、クリーニングや、歯の保険指導等も実施をします。   ・ インプラントのメンテナンスの頻度 その頻度は、歯科医院によって違います。大体その治療を受けた後、年に2回から3回のメンテナンスを行っています。 またそのインプラント治療を受けた、患者さんの歯の状態によっても、その頻度が違ってきます。   インプラント治療を受けると、その後のその治療が順調に経過をしているかなど、メンテナンスを行うことが大事となります。 そんなインプラント メンテナンスの頻度とその内容について、まとめてみました。   ・インプラント周囲炎を予防するためにインプラント メンテナンスが必要 インプラント メンテナンスは、インプラント周囲炎を起こさないために、定期的に受診をして、その後の経過を観察することが重要となります。 その観察は、その周囲に炎症が起きてないか調べます。   ・インプラント メンテナンスの頻度について インプラント メンテナンスの頻度は、その後に患者さんのインプラント治療の状態によって違ってきます。 一般的には、年に数回のメンテナンスとなります。 しかし、炎症を起こす心配が予測される場合には、多い回数のメンテナンスが必要となります。   ・ インプラント メンテナンス頻度は患者さんの生活習慣によっても違う インプラント治療を受けた後に、歯磨きが十分にできていなかったり、喫煙者等、リスクが高くなる生活習慣のある患者さんは、そのメンテナンスの頻度が多くなります。 そのことから、一回目の受診をした時に、インプラントとその周囲の歯茎の状態によって、受診頻度が違ってきます。

インプラント 寿命を長くするための方法について|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月18日

インプラント治療を受けた時、その後の寿命をできるだけ長くさせたいと、誰もが思います。 そんな時、インプラント 寿命を長くする方法について、まとめてみました。   ・インプラント自体は腐らない インプラントの寿命を長くする方法を知る前に、知っておくこととして、インプラント自体は、決して腐ることがないということです。 その寿命が短くなるのは、歯の状態やそのインプラントをいれている、口の中の状態によって違ってきます。   ・インプラントの寿命は歯周病と関係する インプラント 寿命は歯周病と関係しています。 歯周病がひどくなっている歯が多いと、そのインプラントの歯の状態も悪くなってくるのです。 そのため、歯周病にならないように、歯周病と診断をされている人は、その進行を妨げるように努力をすることが大切です。 例えば、口の中の環境をよくするために、歯磨きをきちんと行うことが挙げられます。 歯垢がたまると、それだけ歯周病になる危険性が高まります。 またほかのはが虫歯になると、歯の噛み合わせの問題も、インプラント 寿命に影響してきます。 インプラント治療をした場合は、今まで以上に歯の健康に関して見直すことが重要となります。 口の中を、いつも清潔な状態に保つことで、インプラント 寿命も長く保つことができます。 インプラント治療は従来の義歯治療である入れ歯治療やブリッジによる治療と異なり、人工の歯根であるインプラント体のフィクスチャーを直接患者様の顎の骨の中に埋め込んでゆく治療となりますので、安定性や固定性に優れている他、他の健康な残っている歯に影響を与えない点がメリットとなります。 しかしインプラント治療によって埋め込まれた人工歯根であるインプラント体や歯の部分となる上部構造、そして上部構造とインプラント体の部分を繋ぎ合わせて連結させる役割を持つアバットメントなど、インプラントには様々な部品があり、これらの部品のケアを定期的に行ってゆく事がインプラントの寿命を延ばす秘訣となります。 インプラントの寿命は一度埋め込んでしまえば人工の歯根や人工の歯である為に歯磨きが必要なくなる、と勘違いしていらっしゃる患者様がまれに居るのですが、もちろんそんな事は無く、インプラント治療によって埋め込まれたインプラントは毎日の歯磨きが自然の天然の歯があった時と同じように必要になってきますし、自宅で行うセルフホームケア以外にもインプラント治療を行った歯科医院に定期的に通いインプラントのケアやメンテナンスをしてもらうプロケアがインプラントの寿命を長くする為には必須となります。   インプラント治療は、とても良い治療であるので、多くの人が行っています。 そしてそれは自費となるので、そのことを思うと、できるだけインプラント 寿命を長くしたいものです。 インプラントの寿命を長くさせる内容について、まとめてみました。   ・定期受診をする インプラントの治療を受けた後に、定期受診を必ず行うことが、インプラントの寿命を長くさせるポイントとなります。 その定期受診では、インプラントの状態を観察することと、その他の歯の健康についても調べていきます。 それは、その他の歯の健康状態によっても、インプラントの状態が変わることもあるからです。 ほかの歯も健康に保つために、定期受診では必要に応じて、クリーニングをしたり、歯磨き指導を行ったりして、インプラントの寿命を長くするための内容が行われます。   ・インプラントの寿命はその人の生活習慣によっても違ってくる インプラントの寿命は、その治療を受けた患者さんの生活習慣によっても、違ってきます。 一般的に、喫煙をしている人は、そのインプラントの寿命は喫煙をしていない人に比べて、短くなります。 また、歯磨きがきちんと行えていない人や、歯に良くないものを食べることが多い等の人も、インプラント 寿命が短くなります。

切らないでインプラントができるフラップレス手術とは|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月16日

従来のインプラント治療におけるインプラント手術は、患者様の歯茎である歯肉を切開し、インプラント体であるフィクスチャーを埋め込む顎の骨の手術箇所を広く見えるようにした上でインプラント体の埋め入れを行っていました。   しかし新しい治療法であるフラップレス手術とは従来のインプラント手術とは異なり、インプラント手術を受ける患者様の歯肉を切開せずに4mm程度の穴を歯肉に開けた上でインプラント体であるフィクスチャーをそのままその穴の部分から患者様の顎の骨に埋めいれてゆく手術法となります。     このフラップレス手術とは切らない手術法として現在注目され始めてきていますが、インフラップレス手術を受ける患者様の適応の度合いについてもインプラント手術を行う前に正確に把握して適応出来ると歯科医師が判断した場合にのみフラップレス手術が適用可能となる、という性質も持っています。   この為、切らないインプラント手術であるフラップレス手術は血圧の問題や糖尿病の患者様など従来の手術ではインプラント治療が不可能だった患者様にも適用出来る可能性が出てくるなどメリットもありますが、必ずしも全ての患者様に適用可能ではない事も理解しておく必要があります。   インプラント治療の中には、切らずに治療を行うことが出来る、フラップレス手術があります。   その治療には、メリットとデメリットがあります。 そのため、そのフラップレス手術を受ける時には、それらについて把握をして受けることが大切です。 その内容について、まとめてみました。   ・様々なメリットがあるフラップレス手術とは   フラップレス手術とは 、通常のインプラント治療と違って、色々なメリットがあります。 その中の一つとして、皮膚を切開と縫合をする必要性がないので、それだけ手術時間を短時間で終了させることができます。 長時間かかってしまうと、不安が強くなりますが、短時間であると、不安が少なくてすみますね。 また、その治療に疲れることも少なくなります。 治療に対して、不安が強い人や体力が心配と言う人にとっては、最高の治療方法と言えます。   ・フラップレス手術のデメリットとは フラップレス手術の場合は、メリットがある反面、デメリットもあります。 それは切開をしないので、その中の骨の状態を、よく確認をすることができないということが、挙げられます。 そのため治療方法は、医師と患者さん自身が最終的に決めることが大事です。 インプラント治療の中には、切らずに実施することが出来る、フラップレス手術があります。 その治療は、インプラント治療を行う時に、その部分にしっかりとした骨と歯肉であると判断をした場合、その治療方法が適応されます。 フラップレス手術は、切開をすることがないので、様々なメリットがあります。 フラップレス手術のメリットについて、まとめてみました。   ・フラップレス手術は痛みが少ない フラップレス手術は、切開をすることがないので、その分痛みが少ないと言うメリットがります。 痛みがあると怖いと言う人にとっては、とても嬉しい治療法となりますね。   ・フラップレス手術は出血が少ない 痛みが少ないことと同じように、歯肉を切開する必要がないので、その治療を受ける際に、出血も少なくなります。 出血が少ないということは、その後の侵襲も少ないということが言えます。   ・フラップレス手術は腫れが少ない フラップレス手術は、切開をしない分、その部位に対して、侵襲が少なくなります。 そのため、治療を行った後に、よくある歯肉が腫れるということも少ないです。

P処理をしなければインプラントはできない?|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月15日

インプラントは入れ歯やブリッジなどその他の治療方法に比べ飛躍的に機能性や咀嚼力に優れ、さらには見た目上の違和感や不具合も少ないので、高いレベルでの審美性を誇る非常にクオリティの高い人工歯になります。   通常は処理 インプラントにおいて表面の微細構造を変化させるためにブラスト処理や酸処理などを行っていましたが、 加工技術全体が向上している現代では必ずしもそうした全体でのP処理は必要がなく、ネック部分のみなど一部に加工が施されたものも多くなっています。   このようにP処理の過程もより簡略化されていますが、インプラントが外科手術を伴う非常に大掛かりな治療であることには変わりありません。   またインプラントはその他のブリッジなどの治療と違い、審美目的という意味合いが強く保険適用がされないので、治療を決断する際には高額な治療費に見合うだけのメリットを意識することが必要です。   長く使う歯なので、咀嚼力や見た目など様々な点を十分に考慮する必要がありますが、ほぼ健常な歯の状態を再現出来るインプラントは入れ歯などその他の治療よりもはるかに治療後の満足度や生活の質も高いものなので、ぜひお悩みの方はお選び下さい。   インプラント治療は従来の入れ歯を用いた入れ歯治療やブリッジを用いたブリッジ治療とは異なり、インプラント手術を受ける患者様の顎の骨の中に直接フィクスチャーと呼ばれるインプラント体を埋め込んでゆく外科的処置を行う治療となりますので、インプラント手術を行う前には患者様の歯茎である歯肉の健康状態や顎の骨の骨量や骨の厚みなどを十分に検査して調べておく必要があります。   そしてインプラント手術を行う前には、インプラントのためのp処理と呼ばれる歯周病のケアを治療前に行う事が現在は奨励されています。   P処理とは、ペリオ処置と呼ばれる歯石取りのスケーリング処置などを始めとした歯周病ケアの処置の事を指し、歯石取りのスケーリング処置の他に歯周ポケットへの薬剤注入や薬剤塗布、麻酔処置などの処置がペリオ処置に含まれる事もあります。   P処理をインプラント手術前に行う事は必ずしも必須とは言えませんが、歯周病や歯や歯茎の衛生状態を綺麗に健康な状態にしておく事でインプラント手術時の感染などのリスクを下げる事が出来る他、歯周病に罹っているおそれがある患者様の歯や歯茎の状態をチェック出来るというメリットもありますので、現在は多くの歯科医院でインプラント治療の前のペリオ処置が奨励され実際に処置が行われています。     インプラント治療を行う際には必ずP処理が必要なのでしょうか。 現在、成人の約8割が罹患しているという歯周病は、インプラントを行う際にも重要なチェックポイントであることはたしかです。   歯周病が進行すると、歯茎と歯の隙間である歯周ポケットに歯石がたまりやすくなり、細菌が繁殖します。 この状態のままは、実際のインプラント処置を行う際の仕上がりにも影響しますし、術後に感染症を起こす原因にもなります。   そう考えるとP処理は確実に必要な処置であり、事前に歯科医から患者にその必要性をしっかり説明するべきでしょう。     良い歯科医ならば、手術前だけでなく、手術後も口腔内を適切な状態を保つために重要であると説明するはずです。 なぜなら、インプラントをしたからといってそれで口腔治療が本当の意味で終了するわけではないからです。   インプラント処置後も、以前より増して丁寧な正しい歯磨きと共に、定期検査を受けながらきちんと歯周病にも配慮したお手入れをしなくてはなりません。   アフターケアに熱心な歯科医の下で治療を進めるのが、満足感も高く、かつ長期間良好な状態を保つためにも必要なのです。

インプラントのデメリットとは|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月13日

患者様が不幸にも虫歯や歯周病が原因で歯を失ってしまった場合や、患者様が不慮の事故に遭遇し歯を失ってしまった場合には患者様の歯の見た目と機能を回復するインプラント治療を受ける事が治療の選択肢としておすすめする事が出来ます。   しかし、インプラント治療は患者様の顎の骨に直接インプラント体であるフィクスチャーと呼ばれる部品を埋め込んで外科的処置を行うインプラント手術が必要となりますので、従来の入れ歯治療やブリッジ治療などとは異なり、インプラントにはデメリットも幾つか存在しています。   インプラント治療は人工歯根であるフィクスチャーを患者様の顎の骨に結合して固定させる治療法で入れ歯やブリッジ治療よりも固定性や安定性に優れている点が特徴ですが、その一方でやはりインプラント治療時には患者様の歯肉である歯茎の切開や顎の骨へのフィクスチャーの埋め入れといった外科的処置を行う事となり、患者様が身体への負担と精神的な負担を感じる事もあり、この点がデメリットの一つとなります。   また、インプラント治療後にはインプラントが上手く顎の骨と結合しなかったり埋め込んだインプラント体の周辺に炎症が起きるなどのケースも多くはありませんが存在している為、この点もインプラントのデメリットとなります。   インプラントは、入れ歯のように取り外す必要もなく、とても便利な治療方法として、最近注目をされています。 そして、その便利な治療ですが、それを受けるにあたっては、その治療法のデメリットについても知っておくことが大切です。 そのデメリットについて、まとめてみました。   ・手術をすると言うデメリット インプラント治療というのは、異物を体の中に入れることになるので、手術が必要となります。 そのため、手術に対する不安を感じることがあるのです。 そのデメリットに対しては、しっかりと説明がされることが必要となります。 そのため、患者さんは不安がなくなるまで、丁寧な説明を何度も受けることができます。   ・治療が出来る人が限られるデメリット がある インプラント治療の場合は、手術となるので、その手術をする際に、特定の疾患と診断された人は、その治療を受けることができないという、デメリットがあります。 その一つに糖尿病の人は、治療を受けることができません。 そのことから、その治療を受けたいと思った時、自分の病気について、その治療を受けることができるかどうか、医師に説明をして、知っておくことが大事です。   インプラントを受けたいと思っている時、その治療方法やその後の経過について、インプラント デメリットもきちんと把握をすることが大切です。 そのように、インプラント デメリットについてしっかりと把握をすることによって、納得をして治療を受けることができます。 そのインプラント デメリットについて、まとめてみました。   ・インプラント デメリットとして治療期間が長いことが挙げられる インプラント治療は、直ぐに完了ということはありません。 手術をすることになるので、とても丁寧な検査が必要となります。 またその治療を行う時に、段階をおって行うことになり、そのことから最低でも3ヶ月間はかかります。 そのことを知って治療に望むことが大切です。   ・保険治療ができないインプラント デメリット インプラント デメリットの一つに、その治療方法は保険治療ができないということが挙げられます。 そのため、その分患者さんの負担が大きくなります。 一度治療をすると、あとはとても楽なので、人気の治療方法ですが、高額であるということがあります。 一生の歯の健康のためには、とても良い治療方法なので、そのことを踏まえて治療をするのかどうか、検討をすることが大事です。

インプラントをするときのセカンドオピニオン|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月11日

インプラント セカンドオピニオンとは今診て貰っている歯科医師とは別の歯科医師の意見を求めることです。   インプラントのセカンドオピニオンを受けずに一人の歯科医師だけの意見を聞いている場合、その意見が本当に正しいのか不安に感じることがあります。 それは歯科医師によって意見が異なる場合があるからです。   歯科治療は日々進歩していくので最新の歯科治療に敏感なのか鈍感なのか歯科医師によって分かれます。   最新の歯科治療に熟知していない歯科医師より最新の歯科治療に熟知している歯科医師のほうに診て貰いたいものです。   インプラントのセカンドオピニオンを受けたほうが迷いやすくなりますが違う意見も聞くと言うのはそれだけ選択肢が多くなります。   複数の歯科医師の意見を聞いておき、自分自身でこれが正しいと思った歯科医師からインプラント治療を受けると安心感が違います。 最初に診て貰った歯科医師の意見に疑問を感じたら、違う歯科医師の意見も聞いてみると良いです。 その代わりに最初の歯科医師が嫌がることがありますので注意が必要です。   しかし歯科医師のことを考えるより自分自身の歯の治療のことを考えるのが最優先なので気にすることは無いです。 意見が同じであればさらに信頼性が高まります。   現在、医療の分野ではセカンドオピニオンを受ける事が非常に重要視され始めてきています。 セカンドオピニオンとは、一人の医師や一つの医院や病院に治療を任せるのではなく、患者様ご自身が判断して選んだ二つ目の医院や病院、二人目の医師にご自分の診察や治療を行ってもらう行為の事を指します。   セカンドオピニオンは一人の医師だけにかかって万が一の誤診があった場合のリスクを減らす事が出来るメリットがある他、患者様がご自身で自分に最適な診療と治療を受ける事が出来る選択肢の幅を広げる事にも繋がります。   そんなセカンドオピニオンはインプラント治療の分野にも現在波及してきています。   インプラント治療は患者様の顎の骨に直接インプラント体を外科的処置によって埋め込む治療を必要とする為、治療前や場合によっては治療中でもインプラント セカンドオピニオンを選択肢として用意しておく事をおすすめします。   インプラント治療が不可能と言われた場合でも、セカンドオピニオンを行って他の歯科医院を訪れてもう一度精密に調べてもらった結果、骨造成法などの方法を用いてインプラント手術が可能となる場合もあります。   インプラントは、最近の治療法として、とても便利と評判です。 そしてその治療法は、カウンセリング等、ほとんどの歯科医院で丁寧な説明が行われます。 しかし、その説明を聞いた後に、本当に大丈夫だろうかと思った人は、セカンドオピニオンを受けることをおすすめします。 その理由について、まとめてみました。   ・インプラント セカンドオピニオンで安心感を持つ インプラント セカンドオピニオンを受けることによって、どこですれば一番いいのかということを、自分自身で知ることができます。 ひとつのところだけだと、ここでいいのかという不安を持つことになります。 すると、別のインプラント セカンドオピニオンでも聞いて見たいと思うことは、全く問題ありません。 むしろ、納得ができたところで、インプラント治療を受けることがベストです。   ・インプラント セカンドオピニオンで比べることが出来る ひとつの医院だけの説明を聞いただけでは、その医院だけの治療方法だけ知ることになります。 すると、ほかのところの治療方法などを知ることができません。 そんな時、インプラント セカンドオピニオンを利用することによって、治療法やその前後の対応等を比べることができて、その点で便利です。

インプラントのオペの詳しい手順とは|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月10日

インプラント治療を受ける患者様にとっては、ご自分が受ける事となるインプラント手術に不安を覚える患者様も多いようですが、インプラント治療は手順をある程度患者様の方で把握しておく事でインプラント手術に対する不安も払拭する事が出来ます。   インプラントのオペの詳しい手順については、まず最初にインプラント治療を行う前に麻酔を患者様にかけてゆく事となります。   この際の麻酔は通常の歯科医院での虫歯治療で使用する麻酔とは少し異なり、患者様の顎の骨の全体部分が知覚を感じなくなる麻酔を行う事もあります。   麻酔の注射針を患者様の歯肉に注入する前に患者様の歯茎である歯肉部分に液体の表面麻酔を使って注射針を注入する時の痛みを軽減する方法もありますので、麻酔についても痛みはほとんどありません。   インプラントのオペの詳しい手順については、患者様の歯肉や顎の骨部分の知覚を感じさせなくする麻酔注射の他に、患者様が希望される場合には静脈鎮静法という静脈麻酔を患者様に行い、患者様の精神的な負担を軽くする事も可能です。   そしてオペの詳しい手順はインプラント手術へ移行する流れとなり、歯肉の切開、インプラント体の埋め込み、歯肉の縫合という手順を経て手術は完了となります。   インプラントは保険が適用されるブリッジや入れ歯などの治療とは根本的に異なり、大掛かりな外科的手術を必要とします。 そのため治療を開始するにあたっては内科系の手術と同じように不安に感じる方もいらっしゃいますが、ここではインプラントのオペに詳しい手順について見ていきましょう。まずインプラント オペ 詳しい手順では事前にオペが可能かどうかの判断が重要になります。   インプラントは土台となる部分を骨に埋め込みますが、この際に骨の厚みや量が少なければ当然安全にインプラントを埋め込むことは出来ません。そのため事前に歯茎の状態や骨の状態をしっかりと確認することが、インプラント オペ 詳しい手順においては重要なことになります。   そして手術を行う際には、抜歯部分にインプラントの土台を埋め込み、そこに人工の歯をネジのように取り付けていきます。   しかし、これは言葉にするとシンプルですが、インプラントの土台部分と骨がしっかりと結合するのを待つ必要があるので、二回法と呼ばれるインプラントの手術では一回目と二回目の手術の愛大に数ヶ月の期間をおいて骨結合を促す必要があります。   このように期間も手間もかかるインプラントですが、審美性に優れ機能性も高いので、ぜひご検討下さい。   抜歯部分は当然そのまま放置しておくと、見た目上も大きな問題になりますし、隣り合う歯の寿命も縮めてしまうことになるので早急な対処が必要です。ここではそんなインプラントのオペの詳しい手順について見ていきましょう。   まずインプラントのオペという言葉でも分かる通り、インプラントは通常の歯科治療の枠を超えて外科手術を伴う治療です。   通常の入れ歯やブリッジでは歯科治療の範囲内の治療ですが、インプラントの場合には土台部分を骨に埋め込むという非常に負担の大きな手術を行うので、インプラントのオペの詳しい手順について知っておくことが大事です。   まず抜歯部分など歯が欠損している箇所にインプラントの土台を埋め込みます。   通常のインプラントはチタン製ですが、チタンは骨との融和性が非常に高いことで知られているので、骨に埋め込んだインプラントは数ヶ月で高い結合を見せます。こうして骨とインプラントの結合を待った後で、仮歯から実際のインプラントの歯を装着していきます。   インプラントのオペの詳しい手順はおおよそこの順序になりますが、この過程には様々な特別な処置が施されます。例えば骨の厚みが足りない際の骨移植などケースバイケースで様々なアプローチの治療が必要になることもあるので注意してください。

インプラントの手順|新宿インプラントセンター

ドクターコラム/2016年1月6日

歯科治療の一つとして、インプラント治療があります。   歯を失った場合の治療法で、ブリッジや部分入れ歯などと違って、独立した一本の歯として義歯を使えるので、他の歯を傷つけずにすんだり、また使用感が元々の歯に近くなるというメリットがあります。   インプラントの手順は、まずあごの骨に、土台となるパーツを埋めることから始まります。これがインプラント手術の重要度の大部分をしめますので、はじめに手術の前に確認しなければならないことがあります。   あごの骨が充分にないと器具が使えなかったり、高血圧や、病気を持っているとできない場合があるなど、歯科治療というより手術だという意識が重要です。そうした検査や、歯周病などの治療をしてから手術が始まります。   インプラントの手順の大まかな流れは土台を作り、その上に義歯をのせるというものです。   まず、土台を埋めるための穴を開け、そこに土台のパーツを埋めたら定着するまで数ヶ月待ちます。定着したら義歯と接続する器具を取り付け、また数週間程度待ってから、義歯を取り付けるというのがインプラント の手順です。   治療を受ける場合は、施術回数を稼げればいいという悪質な歯科医院にかからないよう、きちんと歯科医院選びが大切な治療です。   インプラントの手順は大まかに分けるとインプラントの埋め込み手術、かぶせものの作成と装着、メンテナンスと3つあります。 インプラントの埋め込み手術には1回法と2回法があります。 インプラントは本体の上にアバットメント、その上にスクリュー、その上にかぶせものと言う構造になっています。   2回法のインプラントの手順ではまず1回目にインプラントの埋め込み手術を行い、いったんインプラントとあごの骨が結合するまで3か月から6か月待ちます。 2回目にあごの骨を削ってアバットメントを取付けします。その後にかぶせものの作成と装着へと流れます。   1回法のインプラントの手順ではインプラントの埋め込み手術とアバットメントを取付けるまで1回のみの手術を行います。   インプラントの一部が外に出るように埋め込みしてあるのであごの骨に結合されるまで待ち、外に出ている部分にアバットメントを取付しているため1回のみの手術で済みます。   患者さんに負担のかかる手術が1回のみと言うのが最大のメリットです。   その代わりにあごの骨が足りない場合の手術を併せて行うことが難しくなってしまいます。   そのときは2回法の方が適しています。 歯医者さんで1回法と2回法どちらが良いか良くご相談の上で決められると良いです。   かぶせものの作成と装着が終わり、インプラント治療が終わった後は定期的なメンテナンスへと流れます。   インプラント治療は患者様の顎の骨に直接インプラント体であるフィクスチャーを埋め込む外科的処置を含むインプラント手術を行う事になりますが、患者様によってはインプラント手術に不安を覚える方もいらっしゃいますので、インプラント治療に臨む前には出来る限り患者様にインプラントの手順や流れなどを分かりやすくお伝えする必要があります。   インプラント治療およびインプラントの手順の流れとしては、最初にインプラント治療を行う歯科医院に訪れた患者様と歯科医師が綿密なカウンセリングを通して患者様のご要望と患者様の歯や歯肉、顎の骨の状況といった各種の項目のチェックを行います。   そしてカウンセリングが終了した後は正式にレントゲン撮影や3D仕様のCTスキャンを使用しての患者様の顎の骨の形状の確認や歯や歯肉の状態の確認を歯科医師が行い、インプラント治療が可能と見られる時にはそのまま患者様の同意を経てインプラント手術の日にちを決めてゆく流れとなります。   インプラントの手順の中で患者様の顎の骨の状態などに骨量不足や骨の厚み不足などの状況が確認出来た場合にはサイナスリフトやソケットリフトなどの骨造成法を用いてインプラント手術の前に処置をする事もあります。
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